シマフクロウ保護のための野鳥保護区
北海道根室地域 55.4ヘクタール
日高管内のこの森林には、2017年に1つがいのシマフクロウの生息が確認されました。この生息地は、日高地域におけるシマフクロウの新たな分散地にあたり、今後の繁殖が期待される重要な森林です。今回購入した民有林は法的な保護がされておらず、近隣の開発計画にも晒され、シマフクロウの生息が危ぶまれていました。
そこで当会では、当会会員であった故・小林弘明氏からのご遺贈をもとに、立木を含む土地55.4ヘクタール(553,829㎡)を購入し、野鳥保護区を設置して保全することにしました。これにより、当森林で繁殖するシマフクロウの生息地保全が一歩前進します。
注)土地の所在等は希少種保護の観点から非公表とさせていただきます。