シマアオジ保護のための野鳥保護区
北海道宗谷地域 14.7ヘクタール(※一部持ち分あり)
国内で繁殖するシマアオジは、当会の調査では2019年は14つがいしか確認されず、2年半前から半減しています。繁殖が確認されている場所は、国立公園や鳥獣保護区に指定されていますが、繁殖は確認されていないものの、生息が確認できる場所が1か所ありました。国の保護区外にあるため農地整備等で消失のおそれがあり、シマアオジの調査を協力して行っているサロベツ・エコ・ネットワークと共同で土地を購入し、野鳥保護区として保全することとしました。
購入には「絶滅危惧種の保全に」と匿名でいただいたご寄付をあてました。今後も調査や国際協力による保護や野鳥保護区の設置を進めます。
注)土地の所在等は希少種保護の観点から非公表とさせていただきます。