公益財団法人 日本野鳥の会

西予市の小学校で「ツル・コウノトリから学ぶ地域学習 ~チラシづくり編~」を実施しました(愛媛県 西予市)

2019/08/13

愛媛県西予(せいよ)市の石城小学校では、6年間を通じて、地域に飛来するナベヅルやコウノトリを軸に、地域の環境や地理、農業、歴史などを総合的に学ぶ学習プログラムを実施しています。

今年の6年生は、これまでの学習の集大成として、「自ら考えた保護活動」を実施したり、「ナベヅルが飛来する他地域の子どもたちとの交流授業」を行うことしました。これについて先生と打ち合わせをしていたところ、嬉しいことに、すでに子どもたちから「ツル・コウノトリの良さを地域の人に伝えたい」と意見が出てていると聞き、さっそく「チラシ」を作ることにしました。

まずは、何を伝えるか、グループごとに洗い出し。
「鳥がきたら離れて観察する」
「農家さんにお願いして、田んぼに餌がある、鳥が住みやすい環境づくりをする」
「こんなに貴重な鳥だってことを知らない人が多いんじゃないか」
「サギと間違える人がいるから、違いを書いたらいいかも」
など、子どもたちから、たくさんの意見が出ました。

集まった意見の中から、チラシに載せたい内容を各々チョイスし、キャッチコピーやレイアウトを考えてもらいました。

当会職員、西予市役所職員のほか、地元の方にも参加してもらい、授業をサポート
当会職員、西予市役所職員のほか、地元の方にも参加してもらい、授業をサポートしました。

ツル・コウノトリから学ぶ地域学習のようす

「チラシを作る」と一口に言っても、なかなか大変な作業。鉛筆で書いては消し、書いては消しの繰り返しです。ひとまず、この日の授業は、そこまでで終了。続きはまた別の日に、先生と子どもたちで行うことになりました。
みんな頑張ってね~!

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