公益財団法人 日本野鳥の会

2020年度の普及活動と越冬状況について(熊本県玉名市)

今年度も横島小学校の3年生を対象に、日本野鳥の会熊本県支部が中心となって秋から計6回、野鳥や自然から地域を学ぶ連続授業を行なっています。コロナ禍ですが、学校からできるだけ実施したいとお申し出があり、感染症対策を講じながら取り組むことになりました。

今冬はマナヅルが31羽、ナベヅルが14羽越冬しています。1月の授業では、越冬最盛期のツル類をテーマに、ツルと地域(干拓地)の成り立ちや稲作との関係についてお話しました。
お話のあとは、「日本遺産」にも指定されている横島干拓地に行き、干拓地を見学したり、ツルの観察を行ないました(当会職員はオンライン参加のため、画面の中でみんなの帰りを待っていました)。

後日、もう一度ツルを見にお父さんやおじいちゃんと干拓地に行ったという子どもがいたそうです。また、この連続授業は今年度で3年目になりますが、2年生の中には楽しみにしている子もいるようなので、今後も引き続き実施できたらと思っています。


撮影:横島小学校 本山浩文、日本野鳥の会熊本県支部 東トミ子(右下の写真は別日に撮影)
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