2021/03/30
今冬は48羽のナベヅルが越冬し、安定した越冬地になりつつある西予市で、2021年3月15日、「西予市ツル・コウノトリと共生するまちづくり計画策定委員会」の第1回が開催されました。
昨春から住民の皆さんを対象にアンケート調査やワークショップが行なわれ、地域の自然観や将来に残したい風景や暮らしについて、意見が集められてきました。今回は、その結果の共有や今後の進め方について議論されました。
委員からは、「ツルやコウノトリといった自然資源を基軸として、持続可能で豊かな暮らしができる地域をめざすこと」について賛同が得られ、若い世代や農業関係者をはじめ、もっと多くの住民がこの計画づくりに関わる必要性や、「豊かさとは何か」について、今後、議論が必要であるなどの意見が出されました。
当会と日本野鳥の会愛媛は事務局メンバーとして参加。委員会には当会参与の金井裕や愛媛大学社会共創学部の佐藤哲先生、地元農家、住民、市民グループ等が出席しました。