今年度も11月13日に、長浜干拓地にツルを招くためにマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイ(実物大模型)の設置作業を行いました。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。今年度も地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童41名が参加しました。
デコイ設置の指導にあたってくださったのは、長崎野生生物環境研究所代表で、当会長崎県支部長の鴨川誠さん。地元でツル達を見守ってくださっている伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さん、弘川幸一さん、弘川大樹さん。伊万里市ツル監視ボランティアの山本博さん、弘川文子さん。伊万里市産業部農山漁村整備課の溝江龍史郎さん、江崎早耶佳さん。当会からは自然保護室の古南幸弘、浦達也の二名が参加しました。
溝江さんからツル誘引の活動の目的、鴨川さんから長浜干拓地に飛来するマナヅル、ナベヅルについて、古南からツルの渡りについてのお話を聞いたあと、6班に別れそれぞれ1体づつデコイの設置を行いました。
設置されたナベヅル3体、マナヅル3体のデコイです。昨年度とは場所を入れ替え、ナベヅルのデコイを稲の刈り残しとねぐらの近くへ設置しました。周囲を警戒するオスの近くで、メスと幼鳥がエサを食べている形になっています。
デコイ設置に参加された皆さん、お疲れ様でした。