ナベヅル・マナヅルは、越冬地の減少や鹿児島県出水市での一極集中化が問題になっているため、住民や保護団体による越冬地の保全活動や、今冬からは環境省による出水市の東干拓(国指定鳥獣保護区)での給餌量の削減が試行されています。
当会では、毎年、これらのツル類の分布状況や越冬地の現状を把握するため、環境省の請負業務で全国調査(出水地域を除く)を実施しています。
この冬、ツル類を目撃した場合は、情報をお寄せいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
詳細は以下をご覧ください。
調査用紙に必要事項をご入力いただき、送付先(調査用紙に記載)までメール等でご送付ください。確認日、確認場所、ツルの種類、個体数は必須項目です。アオサギやカワウ等と見間違えることがあるので、できれば写真もご添付ください(ツル類は警戒心が強いので、ツルから300m程度の距離を保ち、無理に撮影はしないでください)。
調査用紙をダウンロードする(EXCEL 16.9KB)
※保全上、非公開にすべき情報につきましては、報告書に掲載しないなど、取扱に配慮致しますので、ご相談ください。
※ナベヅル、マナヅル以外のツル類(クロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル等)の情報もあれば、お待ちしています。
2020年10月1日~2021年2月20日
鹿児島県出水市以外の全国
2021年2月20日(土)
※期日以降も情報がございましたら、お知らせください。
・調査結果は、環境省の報告書(2021年3月末 発行予定)およびツル保全に関する事業に活用させていただきます。
・個人情報については本調査のみで用い、公開することはありません。
(参考)
・令和元年度ナベヅル・マナヅルの全国飛来状況調査 ご協力のお礼
・ナベヅル・マナヅルってどんな鳥?
・ナベヅル・マナヅルの現状