位置 | N 36°15′ E 133°17′ |
面積 | 34,800ha |
写真:江崎逸郎
隠岐諸島は、本土から約60kmの沖合にあり、最も大きな島である島後と、中ノ島、西ノ島、知夫里島の3島からなる島前のほか、180余の小島からなる。対馬暖流とリマン寒流の影響を受けているほか海洋性気候の影響などにより、南方系や北方系、大陸系の植物などが混在する特異な植生が見られる。
島全体が火山地形で、島後には中央に大満寺山(608m)、島前には西ノ島の焼火山(452m)とそれぞれ中央火口丘地形が見られ、一帯は比較的自然の豊かな森林となっている。
島の中央部や海岸部、島嶼にはタブノキなどの照葉樹林が点在しており、カラスバトの生息に適した環境が残っている。
A2 | カラスバト |
サイトの一部(10~49%)に法的な担保がある。
<保護指定の内容>
県指定鳥獣保護区(波加島、焼火山、大森、大満寺)、国立公園(大山隠岐)、都道府県立自然公園、自然環境保全地域
<その他>
国指定天然記念物沖島オオミズナギドリ繁殖地、県指定天然記念物大波加島オオミズナギドリ繁殖地、西ノ島町指定天然記念物カラスバト繁殖地
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 561KB)
※隠岐諸島の周辺海域は、マリーンIBA(Marine Important Bird and Biodiversity Areas:海鳥の重要生息地)に選定されている。 詳しくはこちら