位置 | N 43°35′ E 145°16′ |
面積 | 8,300ha |
写真:島田季枝
開放水面(野付湾の総面積)4,800ha、砂泥質の塩性湿地植生、ハマニンニク群落に代表される海岸砂浜植生、海岸砂丘植生、森林、湖沼、干潟、ミズゴケ湿原、泥炭地植生。
野付半島は海流によって運ばれた土砂が浅い海底に堆積して形成された日本最大の砂嘴である。半島の大部分は海岸砂浜草原と塩性湿地から成り、その他森林や淡水湖沼など多様な植生を形成している。
半島に囲まれた浅い野付湾にはアマモなどの水生植物が繁茂し、ガンカモ類、シギ・チドリ類などの水辺の鳥、またシマエビの生育にも大変重要な環境になっている。近年、砂浜の浸食や海岸保全工事、踏みつけに伴う海岸植生の変化や外来植物の侵入が懸念される。
A1 | タンチョウ・オオワシ |
A3 | タンチョウ・オオワシ |
A4i | オオハクチョウ・ヒシクイ・コクガン・ヒドリガモ・スズガモ・ホオジロガモ・キョウジョシギ・キアシシギ |
サイトの全域(90%以上)に法的な担保がある
<保護指定の内容>
国指定鳥獣保護区(野付半島・野付湾)、都道府県立自然公園(野付・風蓮道立自然公園)、自然環境保全地域、保護林
<その他>
ラムサール条約登録湿地、東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ参加地
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