位置 | N 43°35′ E 143°00′ |
面積 | 478,000ha |
写真:柳田弘子
北海道の中央部に位置し、標高2,000mを超える山塊からなる日本で最大の山岳公園である。火山活動により形成された広大な高山帯とその裾に展開する国内最大規模の原生的な針葉樹林が特徴である。植生は山麓部から標高800mまではミズナラ・イタヤカエデなどの落葉広葉樹とトドマツ・エゾマツなどの針葉樹林からなる針広混交林で、800mを超えるとエゾマツが優占する針葉樹林帯となる。さらに標高1,200~1,400mより上部ではダケカンバ帯となり、やがて高木限界に達し、標高1,600m前後からハイマツ帯となる。山地帯や亜高山帯には溶岩台地上に形成された山岳湿原も見られ、多様性に富んだ景観を形成している。
A3 | – |
サイトの全域(90%以上)に法的な担保がある
<保護指定の内容>
都道府県指定鳥獣保護区(勇駒別、トムラウシ、幾寅、東京大学付属北海道演習林)、国立公園(大雪山)、都道府県立自然公園、自然環境保全地域、保護林
<その他>
国指定特別天然記念物、道指定天然記念物然別湖のオショロコマ生息地
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 606KB)