位置 | N 36°43′ E 138°35′ |
面積 | 103,000ha |
■浅間・白根:上信越高原国立公園に属し、日本有数の活火山で常に噴煙を上げており、山頂に近い所は溶岩におおわれている。山麓は豊かな森林で構成されており、動植物の種類も多い。また、良好な生態系のため別荘地も多く、観光地として多くの人が訪れる。
■谷川:谷川連峰は群馬県と新潟県の境に位置する標高2,000m前後の山脈である。大きな谷と急峻な岩壁を持つ山岳地帯で、夏まで残雪を残す地域である。チシマザサを林床にしたブナ林があり、亜高山植生が欠け高山植生に移る特異的植生である。また蛇紋岩地があり高山植物相が特異的である。哺乳類、鳥類など動物相も豊富である。
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サイトの大部分(50~90%)に法的な担保がある。
<保護指定の内容>
国指定鳥獣保護区(浅間)、都道府県指定鳥獣保護区(草津、志賀高原)、国立公園(上信越高原)、都道府県立自然公園、自然環境保全地域、保護林
*四万温泉から草津温泉への山中をコースとしたトレランが実施されている。特に実施時期が6月中旬と鳥の繁殖期と一致し参加者も700人前後で影響を心配している。トレイルランニングでは先頭と最終組との時間が6時間以上もの差があり1日とは言え長い時間繁殖地内をランナーが通過することになる。このコース内には林道沿いにコマドリ、コルリ、クロジの多数繁殖する場所も含まれている。またヤマビルが多い地域のため大会前にアルバイトを雇い大量のヒル退治の薬を山中にまいている点も重大であると考える。
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