位置 | N 33°56′ E 135°46′ |
面積 | 230ha |
写真:岩崎弘典
紀伊山地十津川の本流に作られた面積約200haのダム湖。
当ダムのある十津川村は奈良県の最南部に位置し、面積は奈良県の約5分の1を占める日本一広い村である。
東は近畿の屋根大峯山脈、西は伯母子山地に囲まれていて、村の中央部を十津川が北から南へと流れている。
ダム湖周囲の斜面には、かつて薪炭材を採取していたシイ・カシの二次林が豊かに広がり湖面にまで覆いかぶさっていて、ドングリはこのダム湖で越冬するオシドリの食物となり、木陰は天敵から身を守る格好の隠れ場となっている。
ここで越冬するオシドリの個体数は、ダムの上流域、湖面、堰堤下、を含めると2,000羽を超えることもあり、国内最大級の越冬地である。
A4i | オシドリ |
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