JP090 朝日池・鵜ノ池(あさひいけ・うのいけ)
新潟県:上越市
位置 |
N 37°14′ E138°22′ |
面積 |
80ha |
環境構成【湖沼/潟湖/水田/ヨシ原】
写真:岡田成弘
朝日池は上越地方頚城平野北部に点在する6つの湖沼群の中で最大で、湖水面積約79haの潟湖である。湖北の西側にはヨシの群落が形成され、湖面にはコウホネ、ヒシ、ジュンサイなどが生育している。東側の湖岸にはマツ林がある。朝日池は農業用水供給の役割があり、季節によって水位が変動する。鵜の池は朝日池の西側に隣接する面積49haの潟湖で、湖沼群の中では二番目に大きい。中央部に半島が突き出すような地形になっており、池の北側は都市公園として整備されている。湖面にはハスが大群落を成して生育し、夏季は湖面を覆うほどである。
選定理由
保護指定
法的な担保がない、もしくはわずか(10パーセント未満)である
保全への脅威
- エリアの一部(鵜ノ池)が狩猟対象地域となっている
- 都市公園化
- 護岸工事
- ブラックバスを対象とした釣り人が水鳥の生息域に入り込んでいる
保全活動
- 外来種のコントロール:実施者(新潟県立大潟水と森公園)
内容:セイタカアワダチソウの駆除、ジュンサイ復活プロジェクト
- 環境教育活動:実施者(日本野鳥の会新潟県、上越探鳥の会、新潟県立大潟水と森公園)
内容:探鳥会:(日本野鳥の会新潟県)、探鳥会:(上越探鳥の会)、自然観察会:(新潟県立大潟水と森公園)
- 保全のための人材育成活動:実施者(新潟県立大潟水と森公園)
内容:公園サポーター活動「めだかの学校」
- モニタリング調査:実施者(日本野鳥の会新潟県、上越鳥の会)
内容:春冬季水鳥生息調査
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 535KB)
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