位置 | N 37°50′ E139°14′ |
面積 | 310ha |
写真:岡田成弘
瓢湖は越後平野の東端、五頭連峰の裾野に広がる阿賀野市にあり、江戸時代初期に農業用水用の池として造られた。1950年にハクチョウが初めて飛来し、1954年には「水原のハクチョウ渡来地」として国の天然記念物に指定された。その後渡来数の増加とともに新池、あやめ池、さくら池を拡張し、現在では湖水面積24㏊、総面積280㏊の瓢湖水きん公園として整備されている。湖面にはオニビシ、ハスが生育し、北東側にはヨシ原が広がる。池の周囲にサクラが植栽され、あやめ池とさくら池ではヨシ、マコモが繁茂し、アヤメなど湿性植物が生育している。湖面では約6,000羽のハクチョウ類、20,000羽のカモ類が越冬し、瓢湖周辺の広大な水田地帯は、ハクチョウ類の採食場所となっている。瓢湖の南西部には阿賀野川が流れ、中洲ではコハクチョウの群れがねぐらをとる。
A4i | コハクチョウ・マガモ・オナガガモ |
A4iii | カモ類 |
サイトの一部(10~49%)に法的な担保がある。
<保護指定の内容>
国指定鳥獣保護区(瓢湖)、都道府県立自然公園、自然環境保全地域
<その他>
ラムサール条約登録湿地、東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ参加地、国指定天然記念物水原のハクチョウ渡来地
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 700KB)