位置 | N 38°56′ E 141°43′ |
面積 | 2ha |
写真:関川實
椿島は広田半島の沖合約1㎞に位置する無人島である。青松島は椿島の北西に位置する。
椿島にはかつてヤブツバキが自生していたがウミネコの繁殖活動により消失し、島の大部分は岩場で構成されている。植生は上部にオオイタドリの群落があり、斜面にはヨモギやイネ科などの草地で樹木はない。ピ-クには灯台があり定期的に点検の為人が上陸している。
青松島は岩手県の希少種トベラやタブノキ、クロマツなどの樹木に覆われ、海沿いにはヨモギ、ラセイタソウ、イネ科の植物が見られる。毎年5月に陸前高田市でトベラの保護を目的としてウミネコの産卵数調査が実施されていたが、最近はウミネコの卵の間引きはない。
A4i | ウミネコ |
サイトの全域(90%以上)に法的な担保がある
<保護指定の内容>
都道府県指定鳥獣保護区(陸前高田市椿島・青松島)、国立公園(三陸復興)、自然環境保全地域
<その他>
国指定天然記念物椿島ウミネコ繁殖地
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 470KB)
※椿島・青松島の周辺海域は、マリーンIBA(Marine Important Bird and Biodiversity Areas:海鳥の重要生息地)に選定されている。 詳しくはこちら