松前小島
環境構成
松前小島(周囲4㎞)は、北海道南部の松前町の沖合約 26㎞に位置する無人島である。島の周囲は急峻な岩場で、周辺には大小様々な島が点在し、ウトウ、ウミネコ、ケイマフリ等の海鳥の繁殖地となっている。
周辺海域ではホッケ、タラの刺し網漁や一本釣り等の漁業が行われている。
海鳥の繁殖地の保護指定
- 道指定小島鳥獣保護区
- 松前矢越道立自然公園
- 国指定天然記念物 松前小島
繁殖している海鳥
ウトウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ケイマフリ、ウミウ
海鳥・海洋保全への脅威
- 釣り人の残すゴミ
- 無許可での島内への立ち入り
- 御殿盆地のイタヤカエデ林の枯死等による湧水の減少
- 避難港周辺の落石防止工事
保全活動
- 密漁監視人(夏のみ港に密漁監視人が常駐し、島内への立ち入り者を監視)
- 町民(ゴミ拾い活動)