沖ノ島は、宿毛市の南西約24㎞の太平洋上にあり、全島が花崗岩に覆われている。蒲葵島は大月半島先端と沖ノ島の間にある無人島で、ヒゲスゲやハチジョウススキなどの草本が生え、オオミズナギドリの繁殖地となっている。宿毛湾の無人島ではカンムリウミスズメが繁殖する。黒潮の影響を受け、気候は温暖で高温多雨。亜熱帯植物が多く生育する。周辺海域では、一本釣り漁などの漁業が行われているほか、磯釣りやダイビングなどのマリンスポーツも人気を集めている。
オオミズナギドリ、カンムリウミスズメ