烏帽子島(面積約0.01㎢)は、糸島半島と壱岐島のほぼ中間の玄界灘にあり、岩礁からなる無人島である。植物相は貧弱で、島の上部にヒゲスゲやイソヤマテンツキなどが生えるのみである。石垣の隙間やヒゲスゲが生えている窪地などでカンムリウミスズメが繁殖しており、県指定鳥獣保護区になっている。周辺海域では、ヒラメ、カレイなどの底刺し網漁やタイ、ブリなどの延縄漁が行われている。
カンムリウミスズメ