再生可能エネルギーへの期待の高まりから、国内でも数多くの大型風力発電施設の建設計画が進んでおり、なかでも北海道は建設計画ラッシュといえる状況です。
大規模なウインドファームは広い面積を必要とし、地域の住民や生態系への影響が懸念されることもありますが、非常に急速な計画推進のなか、問題点や課題が十分に議論され、導入への合意が図られているとはいえません。本フォーラムでは、大型風車の建設計画が進む現状を多くの市民と共有し、広く議論を喚起することを目的としています。
14:00-14:15
主催者挨拶 葉山政治((公財)日本野鳥の会)
共催者挨拶 宮本尚(エネルギーチェンジ100)
趣旨説明 長谷川理(エコ・ネットワーク)
14:15-14:40
「風力発電の社会的受容性~ステークホルダの多様性を踏まえて~」
丸山康司(名古屋大学大学院環境学研究科)
14:40-15:05
「北海道北部の大型風車建設による生態系と景観への影響の懸念」
小杉和樹(日本野鳥の会道北支部)
15:05-15:30
「宗谷地域におけるメガウインドファームの環境影響評価:現状と課題」
遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100)
15:40-16:05
「地域の議論を踏まえた土地利用規制の必要性~石狩市を例に」
菅澤紀生(すがさわ法律事務所)
16:05-16:30
「北海道の土地利用の変遷と再生可能エネルギー導入」
金子正美(酪農学園大学環境共生学類/エネルギーチェンジ100)
16:30-16:55
「野鳥との共存をはかるセンシティビティマップの重要性」
浦達也((公財)日本野鳥の会)
17:00-17:25
パネルディスカッション
進行:長谷川理 (エコ・ネットワーク)
パネリスト:丸山康司、遠井朗子、菅澤紀生、小杉和樹、金子正美、浦達也
17:30 閉会