

東南アジアでの野鳥取引の実態は、1992年に発行した野鳥保護資料集第5集で香港・中国での調査結果が報告されている以外は、これまでほとんどありませんでした。
今回の第12集は、世界最大の野生生物監視プログラムであるトラフィックワークが実施した、東南アジアでの野鳥取引実態調査の報告を翻訳したきわめて貴重な基礎資料で、各国毎の実態や関連法制度が紹介されています。
この資料集は、トラフィックのご厚意とWINGボランティアの皆さんの翻訳協力により発行できたものです。
【野鳥 <活動>(No.627 2000年1月号 p.35)より抜粋 】
●目次●
| 謝辞 |
| はじめに |
| 鳥類取引に関するプロジェクト |
| プロジェクトの取り扱う範囲 鳴鳥とはなにか |
| 情報源 |
| 調査方法 |
| 各国の概要 |
| シンガポール |
| 関連法 |
| シンガポールの野鳥取引 |
| 取引される種 |
| 移入された種と亜種 |
| 国内のわなによる密猟 |
| 野鳥の抜け道取引(ロンダリング) |
| データ入手困難による保護策の行き詰まり |
| インドネシア |
| 関連法 |
| インドネシアの野鳥取引 |
| 国内で取引される種 |
| 国内取引量 |
| 食用鳥の取引 |
| インドネシアの野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| タイ |
| タイにおける野鳥取引に関する法律 |
| タイの鳥類取引 |
| タイ南部におけるチョウショウバトの取引 |
| チョウショウバトの人工繁殖 |
| タイのチョウショウバトの国際取引 |
| チョウショウバトの関連産業 |
| チョウショウバト取引の保護への影響 |
| ベトナム |
| 関連法 |
| ベトナムの野鳥取引 |
| 輸入と輸出 |
| 国内の取引 |
| ホーチミン市のカウモン市場 |
| ベトナムの野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| フィリピン |
| 関連法 |
| フィリピンにおける鳥類取引 |
| フィリピンの野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| マレーシア |
| 関連法 |
| マレーシアの野鳥取引 |
| マレーシアの野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| ラオス人民民主共和国 |
| 関連法 |
| ラオスの鳥類取引 |
| ラオスにおける野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| カンボジア |
| ブルネイ国 |
| 関連法 |
| ミャンマー |
| 関連法 |
| Kawthoolei(カレン族自由地区) |
| 香港(特に中国に関連して) |
| 関連法 |
| 香港の野鳥取引 |
| 情報源 |
| 香港と東南アジア間の取引 |
| 取引されている種 |
| 取引量 |
| 香港での取引 |
| 食用鳥の取引 |
| 香港の野鳥取引が保護に及ぼす影響 |
| 東南アジアにおける野鳥取引について |
| 結論と勧告 |