本セミナーは終了しました。
ヤマガラは日本では全国的に見ることができ、親しまれていますが、台湾にはとてもよく似た「タイワンヤマガラ」がすんでいます。日本野鳥の会では、台湾のeBirdチームと協働で、世界最大の野鳥観察データベース「eBird」を使ってヤマガラの仲間の観察情報を集めることを計画しています。
このセミナーでは、日本に先駆けて「eBird」を導入・活用している台湾のスコット・リン氏から、eBirdの台湾での利用状況や、観察対象種「ヤマガラ/タイワンヤマガラ」を調べる意義をお話しいただきます。また、「eBird」とその使い方についても、簡単にご紹介します。
講師プロフィール
スコット・リン博士 農業部生物多様性研究所
Dr. Scott Lin, Taiwan Biodiversity Research Institute
農業部生物多様性研究所シニア・リサーチャー。
2015年より、台湾の鳥類モニタリングシステムの中核をなすeBird Taiwanチームをリードし、台湾全域にわたる広範囲な観察データを収集。中華民国野鳥学会(Taiwan Wild Bird Federation)およびその他のNGOと協力し、台湾の鳥類の繁殖分布調査や、ニューイヤー・バードカウントなど、さまざまな市民科学プロジェクトの立ち上げと継続に尽力してきた。
こうした取り組みを通じて、台湾の鳥類保護と生物多様性モニタリングを大きく前進させるとともに、世界的な保全活動への貢献を強化してきた。
お問い合わせ
(公財)日本野鳥の会 自然保護室
電話:03-5436-2633
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