

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、海の日と夏休みにあわせ、プラスチック汚染の問題を多くの方に知ってもらえるよう、ニューヨークの小学生がプラスチック汚染対策に取り組む映画『マイクロプラスチック・ストーリー』の特別上映(オンライン配信/会場上映)と、佐竹敦子監督のオンライン座談会を開催します。上映会・座談会ともに小学生から参加できる内容で、家族での参加も歓迎します。
座談会では、佐竹監督からニューヨークでの環境教育活動や映画に込めた思いをお話しいただき、自分たちにできることを考え、交流します。上映会・座談会ともに参加費は無料です。
『マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~』は、ニューヨーク・ブルックリンの小学校5年生たちが世界的に大きなプラスチック汚染問題の根っこが何かを彼らの視点で問いただし、解決に向かって自分たちの地域からアクションを広げていくまでの2年間を追った長編ドキュメンタリーです。
世界45の映画祭に招待され8つの賞を受賞し、日本でも750回以上の自主上映会が各地で行われています。今回は日本語吹替え版とメイキング映像(計90分)をオンライン配信または会場上映でご覧いただけます。
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佐竹敦子 Atsuko Quirk

共同監督・プロデューサー
日本語吹替版総合監督 撮影・編集
環境活動家・ドキュメンタリー映像作家
DIRECTOR/PRODUCER
ニューヨークを拠点とするNPO団体カフェテリア・カルチャーにてメディアディレクターをつとめながら、合衆国環境保護庁やニューヨーク市教育委員会と密接に活動中。低所得者層地域の小中学校に出向いて環境教育を行いながら、子どもたちや地域の方々を巻き込んで、プラスチック汚染問題、そして気候危機問題を啓発する映画やビデオの制作をしている。子どもたちが自分たちで声をあげ、問題解決に立ち向かえるチカラを育む環境教育の姿勢が映像作品にも反映されている。
環境活動家としてもカフェテリア・カルチャーをベースにニューヨーク市の発泡スチロール容器廃止やレジ袋課金など教え子たちと共に積極的に政策提言活動し、法案通過に貢献している。
共同監督した映画『マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~』(原題:Microplastic Madness)はニューヨークの小学校5年生たちがプラスチック汚染問題に立ち向かう2年間が希望にあふれたトーンで描かれており、世界の映画祭で8つの受賞を果たし、45カ国で上映されている。

ブルックリンのレッドフック地区にあるPS15の小学校5年生は、自分たちでリサーチやデータ収集を重ね、それを市議会で公表し、自分たちの住む地域で使い捨てプラスチックを減らす活動を重ねていきます。そしてプラスチックはごみになってからだけでなく、生産の過程でも地球環境を汚染していること、そしてそれが気候変動に関わっていることを発見しました。さらに自分たちの学校のカフェテリアでアクションを起こし、それをニューヨーク市全体に広げていきます。
映画では子どもたちの素朴な疑問に専門家が答えていき、アニメーションをふんだんに使って、このプラスチック汚染問題をわかりやすく解き明かしていきます。子どもたちのまっすぐな熱意から希望が滲み出るマイクロプラスチック・ストーリーは、世界45の映画祭に選ばれ8つの賞を受賞しています。
【最優秀審査員賞】グリーンポイント映画祭 (ニューヨーク州ブルックリン)
【最優秀ドキュメンタリー】Raw Science 映画祭(カリフォルニア州ロサンゼルス)
【最優秀ドキュメンタリー】EKO 国際映画祭 (ナイジェリア、ラゴス市)
【最優秀長編ドキュメンタリー】プロビデンス子供映画祭(ロードアイランド州プロビデンス)
【最優秀長編ドキュメンタリー】シアトル子供映画祭(ワシントン州シアトル)
【最優秀ソリューション賞】シネマヴェルデ環境映画祭(フロリダ州ゲインズビル)
【ペギー・シャレード優秀賞】ボストン国際子供映画祭(マサチューセッツ州ボストン)
【最優秀SDGsアワード】ロサンゼルス日本映画祭(カリフォルニア州ロサンゼルス)
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
URL:https://www.wbsj.org/
(公財)日本野鳥の会
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23丸和ビル
担当:自然保護室 山本/岡本
電話:03-5436-2633
E-mail:[email protected]
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