公益財団法人 日本野鳥の会

2010年度デコイ設置

今年度も11月4日に、長浜干拓地にツルを招くためにマナヅル3体、ナベヅル3体のデコイ(実物大模型)の設置作業を行いました。これは当会が製作し伊万里市に無償で貸し出しているものです。今回も地元の伊万里市立東山代小学校5年生の児童54名が参加しました。


デコイ設置の指導にあたってくださったのは、長崎野生生物環境研究所代表で、日本野鳥の会長崎県支部長の鴨川誠さん。地元でツル達を見守ってくださっている伊万里鶴の会の一ノ瀬秀春さん、弘川幸一さん。日本野鳥の会佐賀の松原忠夫さん。伊万里市ツル監視ボランティアの皆さん。伊万里市産業部農山漁村整備課の溝江龍史郎さん、江口康史さん。当会からは自然保護室の古南幸弘が参加しました。


溝江さんから長浜干拓地へのツル誘引の活動の目的、鴨川さんから長浜干拓地に飛来するマナヅル、ナベヅルについてお話を聞いたあと、マナヅルのデコイ設置班とナベヅルのデコイ設置班とに別れてそれぞれデコイの設置を行いました。


デコイ設置のあとは、10月28日から長浜干拓地に滞在している4羽のマナヅルを望遠鏡で熱心に観察していました。


デコイ設置に参加された皆さん、お疲れ様でした。

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