位置 | N 37°29′ E 140°06′ |
面積 | 10,933ha |
写真:林克之
周囲56㎞、面積103.3k㎡の日本第4位の湖。海抜514mに位置し、磐梯朝日国立公園に属する。湖水は強酸性の地下水や流入する河川に由来し、酸性を示し、貧栄養湖に類型化される。水中のCOD(化学的酸素要求量)が少なく、透明度が高く、日本有数の水質となっている。周囲は湿原で、主にミズゴケで構成される国指定天然記念物の赤井谷地沼野植物群落などの湿地もある。また、湖水浴ができる砂浜も点在し、広く親しまれている。
冬期は一部の岸を除き湖面は結氷しない。また季節風により東岸(天神浜)付近に、波しぶきが凍ってできるしぶき氷がみられる。10数年前から水質の中性化が進み自然浄化機能が低下し、水質悪化が懸念され、汚濁成分の流入防止策がとられている。魚類は、ウグイ、ギンブナ、コイ科が多い。外来種のオオクチバスも見られるようになった。
湖北岸には、シロヤナギを主体とする湖畔林とヨシ群落があり、後者は保全地域に指定されている。
A4i | コハクチョウ |
サイトの全域(90%以上)に法的な担保がある
<保護指定の内容>
国立公園(磐梯朝日)、自然環境保全地域
<その他>
国指定天然記念物赤井谷地沼野植物群落
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 776KB)