位置 | N 34°43′ E137°35′ |
面積 | 7,800ha |
遠州灘は、静岡県の御前崎から愛知県の伊良湖岬までの範囲に広がる部分の海域で、天竜川、大井川の大河川が流入している。その海岸は砂丘を含む単調な砂浜が連続し、コアジサシのコロニー、アカウミガメの産卵場となっている。
一方、浜名湖は静岡県西部に位置する手を広げたような形の湖で、南部は遠州灘に通じている汽水湖である。湖の面積は65k㎡、周囲長は114km、平均水深は4.8mで、細江湖、猪鼻湖、松見ヶ浦、庄内湾と4つの水域を持つ。多くの魚類の産卵場、稚魚の生息地であることから、昔から漁業が営まれている一方で、湖周辺の観光開発が進み、レジャーとしての釣り、マリンスポーツ、潮干狩りなど多くの人が訪れる。
A4i | ヨシガモ・ホシハジロ・スズガモ・コアジサシ |
A4iii | カモ類 |
サイトの大部分(50~90%)に法的な担保がある。
<保護指定の内容>
都道府県立自然公園(浜名湖県立自然公園)、自然環境保全地域
※サイト情報の詳細版はこちら(PDF 403KB)
※遠州灘の周辺海域は、マリーンIBA(Marine Important Bird and Biodiversity Areas:海鳥の重要生息地)に選定されている。 詳しくはこちら