海洋プラスチックの問題を多くの方に知っていただけるよう、年6回の連続ウェビナーを開催しています。政策、海鳥や生きものへの影響、プラスチックごみをめぐる国内外の動き等、さまざまな切り口でこの問題を掘り下げ、解決のためにできることを考えていきます。終了したセミナーで講師の許可が得られたものは、録画をYoutubeで順次公開します。
日時:2025年1月24日(金)19:00~20:10
講師:三沢行弘氏(WWFジャパン)
11月25日~12月1日にかけて、国際プラスチック条約の最終の政府間交渉委員会(INC5)が韓国の釜山で開催されました。NGOとして現地で政策提言をされたWWFジャパンの三沢行弘さんから、INC5の結果をふまえて、この条約が、プラスチック汚染根絶に向けた国際ルールとして十分なものになったのか、解説いただきます。
日時:2024年11月28日(木)19:00~20:10
講師:武本匡弘氏(NPO法人気候危機対策ネットワーク代表)
プラスチックによる海洋汚染とともに、気候変動も海にすむ生きものや環境への大きな脅威となっています。ヨットでの探査活動で確認されたプラスチックごみによる海洋汚染の現状と、気候変動との関係についてお話しいただきます。
日時:2024年8月17日(土)10:00~11:20
講師:山本裕(日本野鳥の会 自然保護室)
嶋村早樹(日本野鳥の会 東京港野鳥公園レンジャー)
プラスチックごみの問題をわかりやすくお話した上で、日本野鳥の会の海鳥専門スタッフが、海鳥の生態とプラスチックごみの影響についてを解説するほか、身近な環境でプラスチックごみを調べる方法もご紹介します。自由研究のテーマとしてもおすすめです。
日時:2024年5月31日(金)19:00~20:10
講師:石郷岡卓哉氏(北海道海鳥センター)
北海道の天売島やその周辺で見られる海鳥とプラスチックによる影響や、学校と連携した環境教育、地域産業を巻き込んだ脱プラの仕組みづくりなど、地域でこの問題を考え、解決に向けて取り組んでいる事例についてご紹介いただきます。
日時:2024年3月8日(金)19:00~20:10
講師:小池宏隆氏(グリーンピース・ジャパン)
現在政府間で話し合いが進んでいるプラスチック国際条約について、政府間交渉の現状やこの条約をプラスチック汚染対策として実効性のある「国際ルール」にするためのポイントなどお話いただきます。
日時:2023年12月1日(金)19:00~20:10
講師:浅井総一郎氏(WWFジャパン)
海鳥やウミガメ、海棲ほ乳類など多くの生きものが犠牲になっている、プラスチック製漁具の海洋流出「ゴーストギア」の現状と、解決のための対策についてお話いただきます。
日時:2023年9月20日(水)19:00~20:10
講師:木村‐黒田純子氏(ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議・理事、環境脳神経科学情報センター・副代表、日本内分泌撹乱物質学会・理事)
プラスチック製品にはどのような化学物質が使用されているか、環境ホルモンなど有害な化学物質が含まれることによる環境や人体への影響、そして望まれる対策について解説いただきます。
日時:2023年6月29日(木)19:00~20:10
講師:栗岡理子氏(環境ジャーナリスト)
生活者の視点から環境問題に取り組んでいる環境ジャーナリストの栗岡理子さんを講師に、身の回りのマイクロプラスチックがどのように生まれ、どういった問題を引き起こしているのかをお話いただきます。
日時:2023年2月17日(金)19:00~20:10
講師:古澤康夫氏(東京都環境局)
東京都が進めるプラスチック削減プログラムをご紹介いただくとともに、生活者や企業との対話でリユースを推進し、使い捨てプラスチックを削減する仕組みづくりについてお話いただきます。
日時:2022年12月9日(金)19:00~20:10
講師:綿貫豊氏(北海道大学教授)
北海道大学の綿貫豊先生を講師に、オオミズナギドリやハシボソミズナギドリ、フルマカモメなどの海鳥の体内へのプラスチックの取り込みや、有害化学物質の蓄積の状況をご紹介いただきます。
日時:2022年10月21日(金)19:00~20:10
講師:永井寛子氏(認定NPO法人スペースふう 理事長)
リユース食器のレンタルを通じて、イベント会場などでプラスチックごみの削減に取り組んでいる認定NPO法人「スペースふう」の永井寛子氏を講師に、リユース食器のレンタルを始めたきっかけや、様々な規模での活用事例をご紹介いただきます。リユース食器を通じて持続可能な社会を実現するために、私たちにできることを考えていきます。
日時:2022年8月11日(祝)10:00~11:10
講師:山本裕(日本野鳥の会 自然保護室)
嶋村早樹(日本野鳥の会 東京港野鳥公園レンジャー)
夏休みに、家族でプラスチックごみについて考えてみませんか?
プラスチックごみはどこから来るのか、何が問題なのかをわかりやすくお話した上で、海鳥の専門スタッフが、海鳥の生態やプラスチックごみの影響を解説します。また、日本野鳥の会の現場のレンジャーからは、身近な環境でプラスチックごみを調べる方法をご紹介します。自由研究のテーマとしてもおすすめです。
日時:2022年7月22日(金)19:00~20:10
講師:三沢行弘氏(WWFジャパン)
WWFジャパンの三沢行弘氏を講師に、国内外での政策的な動向を踏まえて、プラスチックの大量生産・大量消費・大量廃棄からの脱却をどう実現するかをお話しいただくとともに、私たち1人ひとりの意見をどのように社会変革に結び付けていけるのかを考えます。
日時:2022年5月27日(金)19:00~20:20
講師:山本裕(日本野鳥の会)
日本野鳥の会自然保護室の山本裕より、あまり知られていない海鳥の生態や体の特徴と、プラスチックが海鳥や海洋生態系にどのような影響を与えているかを、わかりやすく紹介します。
日時:2022年3月18日(金)19:00~20:10
講師:大館弘昌氏(グリーンピースジャパン)
プラスチックごみ問題の解決策として、削減の次に重要になるのが、資源を使い捨てない「リユース」です。グリーンピースジャパンの大館弘昌氏を講師に、さまざまなリユースの取り組みや、先進的な政策をご紹介いただき、私たちの暮らしの中にリユースを根付かせ、広げていくにはどうしたらよいかを考えていきます。
日時:2022年1月21日(金)19:00~20:10
講師:伊藤浩子氏(全国川ごみネットワーク事務局)
川のごみを調べると、プラスチックごみの多くが私たちの日常生活に由来していることがわかります。全国川ごみネットワークの伊藤浩子氏を講師に、河川のごみの現状のほか、ごみが海洋に流出する前に、町なかや河川で拾う取り組みをはじめ、個人や家庭、地域コミュニティなど、さまざまなレベルでできる具体的な行動のヒントもご紹介いただきます。
日時:2021年11月19日(金)19:00~20:30
講師:高田秀重氏(東京農工大学農学部教授)
絶滅の恐れが高い海鳥の多くが、海洋に流出したプラスチックごみを食物と間違えるなどして体に取り込んでいます。東京農工大学の高田秀重氏を講師に、プラスチックの海鳥や海洋生態系への影響の最新の知見をご紹介いただくとともに、プラスチックに頼らない社会の実現に向けて、一人ひとりにできることをご紹介いただきます。
日時:2021年9月17日(金)18:00~19:10
講師:中井八千代氏(容器包装の3Rを進める全国ネットワーク運営委員長)
容器包装の3Rを進める全国ネットワーク運営委員長の中井八千代氏を講師に、プラスチック製品の製造からリサイクルまで、事業者が責任を持つ仕組みをテーマに、持続可能な循環型社会の実現に向けて必要なことを考えていきます。
日時:2021年7月16日(金)18:00~19:10
講師:高砂淳二氏(OWS副代表理事、自然写真家)
ミッドウェーをはじめ、世界の海と生きものを撮影されている、自然写真家・OWS副代表理事の高砂淳二氏を講師に、各地のプラスチックごみの現状と、そこに生きる生きものの姿をお話いただきます。
日時:2021年6月4日(金)18:00~19:10
講師:三沢行弘氏(WWFジャパン)
海鳥や海洋環境だけでなく、地球全体への深刻な脅威となりつつある、プラスチック汚染。この問題の解決には、プラスチックに過度に頼る社会の仕組みを変えていく必要があります。WWFジャパンの三沢行弘氏より、脱プラスチック社会の実現に向けた政策のあるべき姿をわかりやすく解説いただきます。
日時:2021年3月12日(金)18:00~19:10
講師:原田禎夫氏(大阪商業大学 准教授)
自然界へのプラスチックごみの流出をくい止めるには、大量生産・大量消費社会を見直し、プラスチックに頼りすぎない持続可能な社会をめざす必要があります。大阪商業大学の原田禎夫氏から、なぜペットボトルやレジ袋等の使い捨てプラスチックを減らさなければならないのか、そして、プラスチックの削減に向けて、どのように社会の仕組みを変える必要があるのかを、京都府亀岡市をはじめ、国内外の事例とともにご紹介いただきます。
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また、マイボトルやマイバッグなど、プラスチック削減につながるグッズや、地球にやさしいさまざまな商品を販売しております。販売収益は自然保護活動に活用させていただきます。