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- 流出プラスチックによる野鳥への被害事例
- 寄せられた野鳥の被害状況(2025年1月~3月投稿分)
寄せられた野鳥の被害状況(2025年1月~3月投稿分)
当会では、自然環境に流出したプラスチックによって、海鳥をはじめとした野鳥がどのような被害を受けているのか把握するため、具体的な事例を集める調査をおこなっています。
これまでに寄せられた被害の事例を公開します。
事例54. クチバシに釣り具が絡まったコブハクチョウ
- 撮影日
- 2024年3月2日
- 撮影場所
- 茨城県鉾田市(涸沼)
- 撮影者
- 岡本達也
- コメント
- 釣り具が絡まっていました。首に1周以上巻きつくように絡んでいるようで、何度も首を振って取ろうともがいていました。
事例55. 釣り糸が脚にひっかかったムクドリ
- 撮影日
- 2025年1月19日
- 撮影場所
- 東京都江東区
- 撮影者
- 杉浦絵里
- コメント
- 釣り糸が脚に引っかかっており、嘴で取ろうとしていました。取れるかどうか近寄ってみましたが、そのまま飛んで行ってしまいました。
事例56. 釣り糸が絡まったカモメ類の死体
- 撮影日
- 2024年11月23日
- 撮影場所
- 静岡県熱海市
事例57. カワウ
- 撮影日
- 2024年12月1日
- 撮影場所
- 広島県福山市
- 撮影者
- 中西正憲
- コメント
- 餌と間違えて食べようとしていたが、食べることが出来ずに捨てていた。
事例58. 紐が絡まったヒヨドリの死体
- 撮影日
- 2019年9月28日
- 撮影場所
- 岐阜県岐阜市
- 撮影者
- 荒谷朋紀
- コメント
- 農業用の網の一部と思われる紐に絡まって死亡していた。
事例59. クチバシに釣り具が巻き付いたカワアイサ
- 撮影日
- 2017年1月3日
- 撮影場所
- 広島県広島市
- 撮影者
- 荒谷朋紀
事例60. 釣りの仕掛けが絡まったカモメ類の死体
- 撮影日
- 2023年10月15日
- 撮影場所
- 宮城県亘理郡亘理町
- コメント
- 岩の隙間に釣りの仕掛けが挟まっていた。満潮時には完全に沈む場所であった。
事例61. プラスチックの糸がクチバシに絡まったアオサギ
- 撮影日
- 2024年11月24日
- 撮影場所
- 東京都江戸川区(葛西臨海公園)
- コメント
- 釣り糸と思われるプラスチック糸がクチバシに絡まっていた。
事例62. テグス網が絡まったコオリガモ
- 撮影日
- 2020年2月24日
- 撮影場所
- 北海道根室市
- 撮影者
- 工藤茜
- コメント
- テグス網が絡まりくっついていた。
事例63. 釣り糸が大量に絡まった枝の横に止まるカワセミ
- 撮影日
- 2024年12月29日
- 撮影場所
- 千葉県柏市
- 撮影者
- 森さやか
- コメント
- 狩りをする為の止まり木の周囲に多量に釣り糸が絡まっており(画像左背景)、飛び込む際に引っかかりそうで心配だった。かつ、釣り禁止区画だった。
「流出プラスチック類の野鳥への被害状況調査」にご協力をお願いします!
日本野鳥の会では自然界に流出したプラスチック類による野鳥への被害情報を集めています。野鳥への被害を観察された方は写真をお送り下さい。
流出プラスチックによる野鳥への被害事例
関連リンク
野鳥を許可なく捕まえたり、飼育することは、法律で禁止されています。必ず都道府県の担当部署に連絡し、指示を仰いでください。
行政からの指示などで保護する時には、感染症を予防するために素手では触れないようにしてください。
よくある質問(ケガをした鳥を見つけた)