2004年度からモデル事業を行っています。これは、朝鮮半島から出水地方へのツルの渡りのメインルートの途中に伊万里市が位置していること、ツル分散の候補地として伊万里市役所から名乗りをあげていただいたこと、以前から当会会員によりツルの越冬状況の観察が行われていたこと、また当会の支部の全面的な協力が得られることとなったためです。
伊万里市の長浜干拓地を舞台に、伊万里市役所、伊万里鶴の会、長崎野生生物環境研究所、日本野鳥の会佐賀県支部の皆さんと連携して、ツルの越冬数を増やそうという試みを続けています。
毎年、1~2つがいのマナヅルの越冬と、渡りの時期は100羽以上の群れの利用が確認されています。
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